2015年10月16日

消費税の軽減税率が採用されそうですね・・(会計の対応)

 29年4月から10%に上がる予定の消費税ですが、食料品のみ8%のままで(軽減税率)据え置かれる模様です。

 毎日の食べ物が安いのはありがたいが、税収が足りなくなって10%以上に近年10%以上上がるのが目に見える気がします。

 また、消費税を申告する側には大変な負担です。支出の一つ一つを見て軽減税率を適用するものをピックアップして明細を作らなければいけません。

 飲食店で持ち帰りのある所(外食は通常税率、持ち帰りで消費するなら軽減税率摘要の見込み)や
、よろずやさん等(品物ごとに税率が変わる)はレジのシステムを変えなければ売上の把握はしにくいでしょうね。

 調査の複雑化など行政コストもかさむかもしれません。行く末を見守りたいです。

 軽減税率が採用された場合の会計ソフトの対応案

 小規模の飲食店などは、売上の分類をして、補助科目(Freeeでは品目)で分類してはいかがでしょう。
補助科目.png

ザックリと軽減税率適用のものとそれ以外でもいいかもしれません。

 どうも、申告の仕方が難しいということから消費税の明細書(インボイス)を使わず、簡易の明細(請求書から簡単に軽減税率対象品目をピックアップするようです)を使って対応すると報道されています。
 ヨーロッパでは、売り手にインボイス発行を義務付け、商品ごとに価格、税率、税額、事業者番号を記載することになります。

 簡易な明細書は、詳しいことがわからず不正の温床になりやすいとの指摘があります。

posted by まゆまゆ at 13:06| Comment(0) | 消費税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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