2016年02月19日

10万円を超えなかった医療費は??

 確定申告書の提出受付が本格的に始まりました。

☀身近な医療費控除

 確定申告書を普段書く機会のない方も身近な控除は、医療費でないかと思います。

 「医療費が10万円超えれば税金が返ってくる」ということをご存知の方は多いです。

 ところが、医療費控除は誤解も多いのです。

iryouhi.jpg医療費の領収証。。。
🌑誰の医療費を合算できるのか

 まず、「妻は扶養から離れているので妻の医療費を入れていません」という方もおられます。
医療費は、扶養のみならず、生計を一にしているか、で決まります。

 一緒に住んでいるのであれば不要に入っていない家族の医療費も一緒に合算できますよ。

🌔医療費に関しては独立採算制はやめましょう
 あなたの医療費はあなたから、私のは私の所得から控除、という方も見ますが。。。

 医療費は、医療費の合計額からいくらか(10万円の場合が多いです)引いたうえで控除します。

 1人から引けば10万円引きなのに2人から引けば20万円引かれてしまいます(2人とも所得200万円を超えている場合)

 医療費控除は、医療費合計が10万円を超えているなら、一番所得の高い方から1人だけ引くのがお勧めです


🌓10万円を下回ったら無駄なのか
 医療費が10万円を超えなければ即医療費控除は無理なのでしょうか。

 医療費控除は

医療費の合計 △ 保険などで填補される金額 △(合計所得額×0.05と10万円の少ない方の金額) です。

 つまり、合計所得額が200万円を超えなければ医療費が10万円を超えなくても医療費控除の可能性があります。

 例えば

夫 サラリーマン(給与所得者) 年収500万円
妻 サラリーマン(給与所得者) 年収250万円 
医療費8万円なら、

 夫 所得は給与所得控除を引くと346万円で0.05掛けると173000ですので10万円なければ医療費控除できません。

これに対して妻は所得1570000円です。

1570000×0.05=78500円で
8万円の医療費を支出しているなら妻から医療費を引けますよね。

 他の家族が税金を払っていなければ医療費控除があっても還付はありません。
税金を払っている家族がおられる方はご一考ください。







posted by まゆまゆ at 14:36| 所得税,源泉所得税,住民税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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