マクドナルドの10月1日以降の消費税軽減税率への対応として、持ち帰りと店内の飲食の値段を一律にすると今朝の朝刊で広告を出しました。
軽減税率をすでに採用している外国でマクドナルドが持ち帰りと店内の飲食を一律の値段にしているということを聞いたことがあるのでもしかしたら日本でもこの方法を取られるかしらと思っていました。
飲食店における持ち帰りと店内飲食を一律の値段とするメリット
お客さんが正直申告してくれる
軽減税率を採用するにあたってマクドナルドのように持ち帰りと店内飲食が混在している会社ではお客さんがテイクアウトを注文して安い値段で商品を買った後店内の飲食コーナーで飲食をはじめた場合にどうするのかという話はありました。
値段が一律なら店内で飲食する人も店内飲食と正直に申告しますよね。
値段が違う場合にちゃんと店内飲食を注文して消費税を10%払っているお客さんとの間の不公平がありますが、そちらも解消です。
食事するにあたって正直な人が損をする後味の悪さも解消されるでしょう。
店の対応をどうするか(店内で飲食をするのをやめるように言うのか等)にあたま悩ませなくていい
店側も持ち帰りと注文して店で飲食をはじめたお客さんへの対応に頭を悩まさなくていいですね。
揉める原因にもなるでしょう。
レジのシステムをちゃんとすればマクドナルドの対応もいいのかもしれないですね。
デメリットの検討
レジのシステムなどで、確実に持ち帰り店内飲食の件数を把握しなければ消費税の計算が難しいです。
ただ、軽減税率の対応があるかで分類するので店内飲食と持ち帰りで値段を分けてもこの手間は一緒ですね。
持ち帰りの方に割高感があるなと思うお客さんが増えるかもしれませんが。
例えば、マクドナルドの出されている例では
540円の商品なら 持ち帰りが消費税40円、店内飲食が消費税49円
商品代金が持ち帰り500円に対して点何色が491円になります。